わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

堺市を中心に高齢のわんちゃん、猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、ペットの介護についてお話し頂きます。

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読者の皆様、如何お過ごしですか？
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

3月末になり、すっかり春らしくなりましたね。今年の冬は極寒と感じる日が少なく、暖冬だったように思います。例年、冬場は朝夕のワンちゃんのお散歩が辛いのですが、今年はそれほどでもなかったですね。
ただ、昨年が猛暑だったことで花粉の飛散量はMAX（涙）。まだまだピークは続きます。
これからワンちゃんを連れてのお花見シーズンなので、くれぐれも花粉には油断されないよう、ご注意下さい。

さて、読者の皆様はご旅行で不在時、ワンちゃんのお留守番はシッターですか？それとも、ホテルですか？

ということで、本日はワンちゃんのお留守番についてのテーマ、「ホテル、シッター。。。両方OKだと安心？！」です。

それでは、早速、本題に移らせていただきます。

最近、ペットシッター、ペットホテル、トリミング。。。万遍なく、シニア、高齢ペットの新規お問い合わせが増えています。
ご指名いただくことも多く、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのですが、最近、特に多いのが、

「ペットホテルがいいのか、シッターがいいのか悩んでいます。」というご相談です。

つまり、「預かり（連れて行く）が良いのか？」「訪問（来てもらう）が良いのか？」ということですが、私の場合、お問い合わせは大体が高齢犬の飼い主さんなので、愛犬が高齢ということを考えて、どちらが良いのか（負担がないのか）？ を気にされる方が多いということです。

最初は「ペットホテルでお願いします。」とおっしゃっていた方でも電話や初回訪問でお話をさせていただく中で、「やっぱりペットシッターでお願いします。」と考えが変わることもよくあります。

飼い主さん自身、環境を変えるよりは家に来てもらってお世話をしてもらう方が、本来、愛犬にとって良い（ストレスがない）と理解されていても、あえてペットホテルを選ぼうとされる方がいらっしゃるのも事実です。

そんなペットホテルを選ぶ時の理由の１つに、「夜、一人（一匹）にするのが不安。」というのがあるようです。日中（10時間）のお留守番はOKだけど、夜、一人（一匹）にしたことがないので、愛犬が寂しがるのはイヤ！と心配されるようです。

そんな時、私からのアドバイスは、「日中、長時間のお留守番に慣れていれば、一晩位ならば経験上大丈夫だと思います。不安であれば、まずは一度、お試ししてはいかがでしょうか？」とお伝えしています。

当店では新規のペットホテルの場合、基本は、お試しでお預かりを利用していただいてから予約を確定するという規定があります。
なので、今後シッターをご希望の場合も事前にお試しで利用していただき、一人でのお留守番でも愛犬の様子が変わりないか試させて頂くのも良いかなと、最近思っています。

本来、ペットホテル・ペットシッター両方のサービスに慣れていれば、そもそも、こんな悩みは起こらないのかもしれません。何より、選択肢が増えれば、飼い主さんも安心かと思います。

それでは、今回は、ここまでと言うことで、次回、またお会いしましょう！！