わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

堺市を中心に高齢のわんちゃん、猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、ペットの介護についてお話し頂きます。

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読者の皆様、如何お過ごしですか？
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

早速ですが、私が住んでいる大阪（正確には堺市ですが、、、）でも、やっとコロナ一色の緊急事態を脱して、日常生活に戻ろうとしています。

外出自粛によりお客様が外出する（家を不在にする）機会が大きく減ったため、ペット業界も預り・訪問サービスに大きく影響しました。
トリミングはまだマシという感じでしたが、やはり来店いただく（外出する）ため、多少の影響はありました。

私のお店でも、6月になってお客様が少しずつ戻って来た感じですが、以前の状態に戻るにはもう少し掛かりそうです。

さて、今月のエピソードも先月に続いて、コロナの渦中にトリミングに来てくれたワンちゃんのお客様とお話しした時のことということで、

今回のテーマは、

「食べなくなったフード、、、どうされています？！」　です。
（勿論、コロナ対策は万全の上ですよ）

それでは、お話しを始めたいと思います。

先日、ある高齢のワンちゃんがトリミングに来てくれた時のことです。

高齢のワンちゃんですが、毎月トリミングさせていただいていて、先月も来店されたのですが、その時にワンちゃんがやせている感じがして、実は少し心配していたのでした。
もう一つ気になったのが、普段はとても元気なイメージな子なのですが、先月来てくれた時は何となく動きが鈍い感じがして。。。

そんな心配をしていたワンちゃんでしたが、先日来店された時は先月に比べてずっと元気になっていて、ちょっと高さのある障害物でも軽々と足を上げてまたぐ。。。など、以前の元気な感じ戻ったようでした。
そう言えば、体も少しふっくらしたような？

そこでトリミングが終わって飼い主さんに「何だか、先月と違ってとても元気な感じがしますね！」とお話しすると、
「そうなんです！！何だか元気になったでしょ？」と、笑顔でお話しされたのでした。

そこで、続けてお聞きすると。。。

「最近、よく食べるようになったんです！実は先月、ある方からご紹介いただいたフードを最初は喜んでガツガツ食べていたんですけど、ある時からパタッと食べなくなって。。。しばらくあれこれ試したりどうしようか。。。と悩んでいた時、ふと以前食べていたけど食べなくなったフードを何気にあげたら。。。それがまた食べ始めたんですよ！これって何なんでしょうかねぇ？」

実は同じようなお話、特に高齢犬（猫）の飼い主さんからお聞きすることがあります！

動物病院で処方いただいたフードや飼い主さん自身が市販で買われたフードなど、一度食べなくなると今後そのフードは食べない。。。と思い込んでそのフードを処分される飼い主さんも多いようです。

でも、ちょっと待って下さいね！

今、食べているフードを食べなくなった時、ふと以前食べていたフードをあげるとまた食べるようになる。。。ということは良くあります。
なので、食べなくなったからとすぐに処分するのではなく、しばらく保管されることをお勧めします。

勿論、フードには賞味期限はありますし、開封されたものを常温で保存するのも難しいですので、こういった時の事を考えて、ドライフードを買われる時は小袋で小分けされたタイプをオススメします(^^♪

それでは、今回は、ここまでと言うことで、次回、またお会いしましょう！！