わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

堺市を中心に高齢のわんちゃん、
猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、
ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、
ペットの介護についてお話し頂きます。

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読者の皆様、如何お過ごしですか？
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

さて、今年は台風が多いですね。初夏の頃は、関東でも水不足という程、台風も無く暑い日が多かったように思いますが、あっと言う間に台風が増えて毎週台風、、、という時期もありましたね。台風だと訪問介護（シッター）は大変なんですが、それよりも困るのは「ゲリラ豪雨」でしょうか？
「今は大丈夫かなー」と思ってお仕事に出たら急に猛烈な雨にあたったりして。。。特に近所に自転車で出ていて、傘が無かったりした時は最悪ですね。
あと、ワンちゃんのお散歩でも同じですね。早く穏やかで過ごし易い季節になって欲しいですよね！

さて、今回のテーマですが、先月に続いて食事に関するお話で、「ドライフードｖｓウエットフード」です。

いきなり、何なんでしょうね、このテーマは？！という事で、早速、お話を進めましょう。
さて、読者の皆さんはワンちゃんを飼っていらっしゃる方が多いかと思いますが、
（質問）ごはんはドライフード派ですか？それともウエットフード派ですか？
私の場合、愛犬には以前、ドライフードとウエットフードを半分ずつ混ぜてあげていたのですが、ある時、ウエットフードだけに切換えたのです。

実は以前からウエットフードだけにしたかったのですが、ドライフードの買い置きもあったため、ドライフードが無くなるまではウエットフードの比率を多くするなど、少しずつ配合を変えていました。
うちの愛犬ですが、基本、なんでも食べる「腹ペコわんこ」なので、ドライでもウエットでも、いつも、どちらもすぐに完食していました。
でも、食べっぷりをよ～く見ていると、どちらかというとウエットのほうが好きなようで、ウエットの方は数秒（？！）で完食していました。。。

さて、ウエットフードとドライフードの一般的な違いとしては体内での消化時間でしょうか。ウエットフードのほうがドライフードと比較すると消化が早いので、ある意味体には良いと思っていました。
ということで、実際に切り替えてみたのですが、、、「ある問題」が発覚したんですね。その、「問題」というのが、、、
普段、愛犬のごはんは朝７時前後、夕方１８時前後の計２回で、それに、時々、おやつ（間食）を少々あげていましたが、夕方のごはんをあげたあとはには殆どおやつはあげていませんでした。以前、ドライとウェット半々の時はそれで特に問題なかったのです。
ところが、、、ウエットフードに完全に切り替えた翌日頃から、夜２２時頃になると愛犬がそわそわするようになりました。
それまでは、２２時頃には寝始めて夜中に１回おしっこに起きる位だったのですが、切り替えた後からは、夜中の２時、３時頃にごそごそしているので様子を見ると、起きていたんですね。夜はサークルの中で扉を閉めて寝ているのですが、のぞくとベッドから起きていて私の顔をじーっと見ていたのです。

そこで、サークルの扉を開けると一旦出てくるのですが。。。すぐにサークルの中に戻って、物欲しげなポーズをとっていたんです。それで、夜中だったのですが仕方無く、少しだけおやつをあげたのでした。
「今までこんなことなかったのになんでだろう。。。」
と、最初、理由がわからなかったのですが、
実は同じような話をお客様からもお聞きしていて、
「もしかして？！」
と思い、それから夜に少量のドライフードをあげると、それからは、朝までぐっすり寝るようになったのです。

さて、その後、機会があってフードメーカーさんと打ち合わせの時にこのお話をすると、やはり、ウエットフードは消化が早い分、お腹が空くのが早くなることがある、という回答でした。
「そうなんだ、、、」
ウエットフードは消化が早く、体に良いのは確かなのですが、まさか、こんな副作用（？）があるとは、、、
ただ、与えたドライフードも少量たっだので、今の所は特に問題は起きていません。でも、ワンちゃんがダイエット中の場合には、ちょっと影響が出るかもしれませんね。
「ダイエット中は食後の間食はダメっていったでしょ！！」
なんてね。

では、今回はここまでと言うことで
次回、またお会いしましょう！！