わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

堺市を中心に高齢のわんちゃん、猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、ペットの介護についてお話し頂きます。

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読者の皆様、如何お過ごしですか？
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

２０２０年もはや２ヶ月が過ぎようとしていますが、今一番の話題と言えば、、、新型コロナウィルス感染症ですね。

先月、本コラムを執筆していた頃（１月中旬）は、中国で発症しているという感じで、私自身、まだ他人事でした。
あの頃は、普通にマスクも消毒液も売っていたのですが、あれから約１ヵ月。

たった１ヵ月なのですが、日本でも大変なことになっています。来月には日本は勿論、世界でコロナウィルス、終息して欲しいですね。

さて、気を取り直して今回ですが、ワンちゃんのジェネレーション（世代）ギャップとでも言いましょうか？
ある飼い主さん（お客様）との会話を取り上げたいと思います。

今回のテーマは、「私が子犬を保育園に通わせる理由？！」です。

それでは、お話しを始めたいと思います。

先日、毎月トリミングに来てくださる飼い主さんと、トリミングが終わってから、少しお話をさせていただいた時のことです。
毎月、２匹のトリミングをさせていただいているのですが、元々のご縁は、先代の高齢のワンちゃんをお世話させていただいたことがキッカケでした。

それから、、、お付き合いは３年以上経つのですが、実は、その先代の高齢のワンちゃんも２年前に旅立たれ、同じく高齢だったワンちゃんが１匹残されたのでした。
そして半年ほど時間が空いたのち、新たに子犬を迎えられました。

なので、今でも２匹なのですが、以前の高齢犬同士の同居ではなく、子犬と高齢犬の同居となったのでした。

先代の旅立たれた高齢のワンちゃんは、とても大人しかったのですが、新しく迎えられたワンちゃんは子犬ということもあって、とても元気！
まぁ、少しやんちゃなところはありますがとてもお利口さんで、毎回、残った高齢のワンちゃんと共にシッカリとトリミングさせてもらっていました。

そんな背景の元、飼い主さんとお話しをしていた時、
　「実はねぇ、、、今、しつけ教室に通っているんですよ。」
とおっしゃったのでした。

そこで、もう少し詳しくお聞きすると、どうも新しく迎えられた子犬は、現在、犬の保育園に週３回程通っているとのこと。
そして、続けてこうおっしゃったのでした。

「もう１匹の子はシニア（高齢）なのでゆっくりと寝ていたいのに、〇〇がずっとちょっかいをだして、『遊ぼう、遊ぼう！』って、すごい追いかけて来るんです。
最初は一緒に遊んでくれたらなぁと思っていたんですが、どうも本当に嫌がっているみたいで(-_-;)
なので、犬の保育園に通わせているのは、〇〇のシツケもあるですが、実は、もう１匹のシニア犬を休ませるためなんです。
〇〇がいない間、のんびり過ごしているようで、今はお互いいい感じになっています(^^♪」
※〇〇は、子犬の名前が入ります。

なるほど。。。

最近は、２世代、３世代と多頭で飼い続ける方も多いで、こういった世代の違うワンちゃんが同居することも多いかと思います。

この方がおっしゃっているように、子犬、若い子、シニア、老犬では、やっぱり生活のリズムも違うんですよね。
勿論、性格もありますが、生活のリズムが違う同居はストレスにも繋がります。

犬の保育園に通う理由。。。
お話しをしながら、今回のような事例（理由）もアリだなぁ
そう思ったのでした(^^♪

そんな勇気（決断）も時には必要なのかもしれませんね。

それでは、今回は、ここまでと言うことで、次回、またお会いしましょう！！