わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

第34回「この症状って一過性?それとも。。。」

ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんのペットの介護(動物介護)に関するコラムです。

堺市を中心に高齢のわんちゃん、
猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、
ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、
ペットの介護についてお話し頂きます。


読者の皆様、如何お過ごしですか?

あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

いやぁ、世間ではインフルエンザ流行ってますね~~なんて、、、他人事のように思っていた矢先の2月初旬、実は私自身、数年ぶりにインフルエンザに掛かってダウンしていました(;>_<;)

久しぶりのインフルエンザでしたが、本当にこの特有の関節痛が辛すぎて動けませんでした。。。
お仕事面では色々と調整をさせて頂くなど、多くの方にご迷惑をかけてしまいました。(繁忙期でなかったのがせめてもの救い?)
回復した後も暫くは低体温が続いたりと体調の悪い日々が続きました(^_^;)
健康って本当にありがたいこと、つくづく感じましたね。

風邪、インフルエンザ、すごく流行ってます。
そしていよいよ毎年恒例(?)の辛い花粉症の時期がやってきました。みなさんも体調にはくれぐれもお気を付けください。

今回のテーマですが、「この症状って一過性?それとも。。。」です。さて、今回は(久しぶりに)シニアになる愛犬のお話です。

愛犬は9歳になるトイプードルなのですが、これまで食欲も旺盛で全くといっていいほど下痢になったことがなく、胃腸(消化器系)がとっても丈夫なわんこでした。
そんな胃腸がとても丈夫だったわんこがある日突然、急に下痢が止まらなくなり、さらに食べた後にフードを大量に吐くなど予想外に心配な症状になったのでした。

勿論、シニアになると共に、半年に1回は少し詳しい血液検査もしていたのですが、この時までに特に病気らしい病気はなかったので、今回急に下痢が始まった時「また、何か変な物でも食べたのかな?」「少し調子が悪いだけで一過性だろう」と、最初はあまり深刻に病気を疑っていませんでした。

まあちょっとした下痢や嘔吐は、わんちゃん(猫ちゃん)にはよくある症状なので、あまり気にしていなかったのでした。

その後下痢が少し続いたので、以前旅行する時にもし下痢になった時のためにと常備薬として動物病院でいただいていた下痢止めをとりあえず飲ませたのでした。
勿論「これで、すぐに止まるだろう」と思っていましたよ。

しかし、前日のお昼過ぎから始まった下痢は翌朝まで続き、そして翌朝の食事の後に大量のフードを吐いたのでした。

さすがに「これはおかしい!?」そしてその時に初めて「もしかして、何かの病気かも?!」と思い、直ぐに掛かり付けの動物病院に連れて行ったのでした。

元々膵臓の数値がちょっと高い時期があったため、掛かり付けの先生は、まず「膵炎」を疑って検査をされました。
検査センターに出して膵炎に特化した検査をしたのですが、、、こちらは今回セーフだったので一安心。。。

しかし、実は今回の検査で他の病気に関して「予備軍(病気にはなってないけど、今後、なる可能性がある)」の項目が幾つか見つかり、とてもびっくりしたのでした(;゜Д゜)

それから今回下痢と嘔吐が続いた時「もしかして、病気かも?」と思った理由は、あるお客様のシニアになるワンちゃんで、それまでは特に病気も無くとても元気だった子が、ある時急に膵炎と診断され治療することとなったのですが、その時にお聞きした症状が似ていたからでした。

実はこういった突然というお話は良くお聞きしてまして、やはりシニアになると一見元気そうに見えても急に病気がわかったり、急に症状がでたりと色々なことが起こるものです。

最近はペットの長寿化が進んだことで、昔に比べてシニア期(7歳~)はまだまだ若い、と安心してしまうことが多いのではないかと思いますが、シニア期、例えば10歳でみると、大型犬では70歳超ですし、中型犬でも60歳超と人間で例えると老化による支障が出やすい時期です。
しかも、出やすいからと言って全てが表立って判るとは限りません。(なので定期健診や日々の観察が大切なんですけどね)

なのでシニアになったらば、「うちの子はまだまだ若いから大丈夫!」と考えるよりは「そろそろ注意して観察しよう!」と少し疑う位の方が老化のサインを見逃さずに済むかと思います。

そして何らかのサインが出たら早めに専門家(獣医師さん)に診てもらい、準備、予防をすることでしょうかね。

準備、予防によっては結果、将来にケア(介護)しなくても済むことも多いわけです。(何も準備、予防をしなければケア(介護)状態になっていた可能性が高いかと)

それから私自身、今までに多くのシニアペットに携わって来たことで、いつもと違う症状がでた時には大体の感覚はつかめるのですが、それでも「一過性」なのか「(老化による支障を含めて)病気」によるものなのか、少し様子を見るのですが、気になることがあれば思い込みをせずに掛かり付けの先生(獣医師さん)に診てもらう(検査してもらう)ようにしています。

とりあえず、”思い込みをしない”ことが大事だと思いますね。

それにしても、今回の一件で予備軍であることが判って本当に良かったと思っています。
なぜならば、判っていれば予防や準備が出来ますからね。(知らなかったら、近い将来、危なかったかもです)

では、今回はここまでと言うことで。
次回、またお会いしましょう!!

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