わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

堺市を中心に高齢のわんちゃん、
猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、
ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、
ペットの介護についてお話し頂きます。

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読者の皆様、如何お過ごしですか？
あなたの街の老犬・老猫サポーター老犬介護士の杉原真理です。

いよいよ春本番となりますが、今年は暖冬の影響で桜の開花も例年より早いようですね。（本稿が公開された時には既に花見の真っ最中かも？）お散歩にも、お出かけにもいい季節ですし、長い冬で余りお出かけしていなかったワンちゃんには待ち遠しかったかもしれませんね。
私（筆者）も、桜の季節は毎年、近所の桜の名所（？）に愛犬といっしょにお出かけするのが習慣になっています。お出かけワンちゃんも多い季節なので、愛犬もとてもはしゃぐので、帰宅後はグッスリというのが定番でしょうかね。

さて、今回のテーマですが、「春はトレーナーさんも大忙し？！」です。

動物介護を専門としている私ですが、お世話させていただくワンちゃん、ネコちゃんには、もちろん若い子もたくさんいます。（弊社のキャッチフレーズが、「子犬・子猫から老犬・老猫まで。。。」なので）
とはいいつつ、現在は、とても若いか高齢かの二極的といいますか、あまり中間の年代（３歳～６歳位）のワンちゃん、猫ちゃんが少ないように思っています。
おそらく、「子犬・子猫から。。。」というのが定着し始めたのが最近なのと、３歳～６歳位は比較的、愛犬・愛猫に対して相談や悩みが少ないからではないかと想像しています。ただ、これから子犬・子猫が増えていけば、将来的には、弊社での世代も平均化されてくるのではと期待しています。

さて、若い子（主にワンちゃん）をお世話させて頂くようになって、お客様から、最近よく質問を頂くのが、「しつけ」に関してですね。実際、若いワンちゃんのお世話に入らせていただくと確かに、「少し、しつけを考えた方がいいかも。。。」という状況に出会うことがあります。
ただし、犬で言うと最近は小型犬が主流だと思いますが、「厳しいしつけ」というより、どちらかというと、「やさしい？（緩い？）しつけ」を好まれる飼い主さんが多いように感じています。

先日も、ある子犬のお客様から、トレーナーさんに関してご質問がありました。
「しつけをしたいのですが、トレーナーさんをご存知ですか？」
さらに続けて、こうおっしゃいました。
「ただ、性格はこのままでいいんです。困った部分だけ直してほしいだけなんです。それに、変にお利口になりすぎて大人しくなるのもちょっと。。。」
このワンちゃんの場合、お散歩中に他のワンちゃんに会った時に「吠える」、という点だけを治したいというご希望でした。

私自身、「しつけ」は専門ではないので、知り合いのトレーナーさんに良く相談するのですが、確かに「しつけ」に関して、最近は色々と希望が細かいお客さんが多い。。。ということをお聞きしますね。
春先は、新しくワンちゃんを迎える方も多く、また、季節柄も良いため、「しつけ」を考えていらっしゃる飼い主さんも多く、この春も私の周りでは忙しいトレーナーさんが多いです。

「しつけ」は、早い方がいいかと思いますね。将来、高齢になって介護、介助が必要になったときにもケアに影響してきますので、（例えば、体を触られるのを嫌がる。。。など）若い頃からの「しつけ」、ぜひ、考えておいて欲しいですね。
ただ、人気（実力）があるトレーナーさんは、この時期、なかなかスケジュールが合わないようなので、お早目ね。

ということで、今回はここまでと言うことで。次回、またお会いしましょう！！