わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

第43回「どんな状態になっても変わらない想い」

ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんのペットの介護(動物介護)に関するコラムです。

堺市を中心に高齢のわんちゃん、猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、ペットの介護についてお話し頂きます。


読者の皆様、如何お過ごしですか?
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

いよいよ、2017年も終わりに近づきましたね。冬も本番で、飼い主さんにとっては散歩が辛い時期になりますね。昔は「犬は喜び、庭駆け回り。。。」と、犬は喜ぶ時期のハズなのですが(童謡:雪やこんこん より)、最近は若い頃から室内飼いが増えたことで、寒がりのワンちゃんも増えたように思います。

ちなみに愛犬(トイプー、9歳)は、寒いとベッドの上でジッとしていますし、電子カーペットの電源をいれると寄ってきます。。。毛皮を着込んでいるハズなんですが、寒がりなようで冬は暖房が離せません(笑)

それでは、本日のテーマですが、「どんな状態になっても変わらない想い。」です。
今回のエピソードの主役は、当店のお預かりサービスを良くご利用いただいている、認知症のあるシニア(高齢)のワンちゃんです。

日中でのお預かりをさせていただいた時のことです。そのワンちゃん、今年も年初から時々来てくれていて、その頃はまだ自力で歩くことも出来ていたのですが、今回お預かりさせていただいた時は、立ってもすぐに座り込んでしまう。。。そんな状態になっていました。「認知症で歩行もままならない。。。」こんな症状の場合に良くあることなのですが、立てないことがある度に、わりと大きな声で吠えつづけます。

現状は、支えてあげれば立って歩けるのですが、手を離すと数歩歩いたらすぐにまた支えがいる。。。つまり、支えが無いと立った状態を全く維持できないので、その都度、大きな声で吠えている状態でした。

勿論、お預かり中だけではないかと思うので、現状のご自宅でのお世話(介助)に関してお聞きすると、ご自宅でも全く同じ状態だそうで、六角形のサークルが寝床となっていて、ワンちゃんが起きている時は飼い主さんがそのサークルの真ん中に座り、ワンちゃんが立とうとした時、倒れそうになる度に支える。。。ということを1回につき2時間位、それを1日2~3回されているとのことでした。(2回でも4時間、3回だと6時間。。。になりますね)
ただ、夜間に関しては動物病院で安定剤を処方して貰っているため、「寝てくれるので、まだ大丈夫ですよ。」と話されたのでした。

私もこれまでに、いろいろな老犬介護のケースを看て来ましたが、「何とか立てる。。。」というこの時期が一番目が離せず、飼い主さん自身もしんどい時期なんですね。

しかし同じようなケースの場合、大体はご相談の内容が、「(介護疲れで大変なので)助けてほしい!」という、ヘルプのご相談がほとんどでした。
でもこの飼い主さんの場合は、これだけ大変な状況にも関わらず、常に笑顔で、優しくワンちゃんに話かけていらっしゃったのでした。

今回も、お預かりの理由がご家族とのイベントのためということで、普段は一日数時間、ご自身でお世話をしているとのことで、本当に頭が下がるような思いでした。

帰り際には、「預かっていただいて本当に助かりました。近くに安心してお預かりいただける所があってよかったです。本当に、ありがとうございました。」と、何度も何度もお礼の言葉をおっしゃってくださいました。
ワンちゃんも飼い主さんがお迎えに来られると、とても嬉しそうにずっと飼い主さんに甘えていて、大事にされていることが良く判りましたね。
ちなみに、ご自宅はお部屋の配置もワンちゃん仕様(ワンちゃん中心)に変更されているとのことです。
ワンちゃんが大きな声で吠えたり、常時介護が必要な状態でも、変わらずいつも優しく声をかけていらっしゃる飼い主さん。。。

今回のようなケースでは、単身であったり共働きであったり、家族のご支援(ご理解)が中々得られないなど、難しい状況になってご相談(助けを求める)されることが多いので、現実には難しいのかもしれませんが、「どんな状態になっても変わらず愛情をそそがれている。」こんな飼い主さんが増えてくれたら嬉しいですよね。

そのためにも、今回の飼い主さんのような理想の状態が作れず、難しい状況になっている飼い主さんに対しても支えてあげられる、そんな、老犬サポーター(ペットケアの専門家)がもっと増えればいいですね。
今回、そう思える、ちょっと嬉しい出来事でした。

それでは、今回はここまでと言うことで。次回、またお会いしましょう!!

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ペットケアステーション大阪	代表 杉原真理

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http://petcare-station.com/toiawase.html

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件名:レトルトタイプの新鮮ウェットフード
メール:rouken-nagaiki@petcare-station.com

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