わんちゃんねこちゃんの介護の現場より

第33回「介護マット一つで変わった!?老犬の介護生活」

ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんのペットの介護(動物介護)に関するコラムです。

堺市を中心に高齢のわんちゃん、
猫ちゃんの訪問介護のお仕事をされている、
ペットケアステーション大阪代表の杉原真理さんより、
ペットの介護についてお話し頂きます。


読者の皆様、如何お過ごしですか?
あなたの街の老犬・老猫サポーター、ペットケア専門士の杉原真理です。

2017年がスタートして、はや1か月が過ぎようとしています。
年末年始も、「あっ。。。」という間に終わって、暖冬で結構過ごしやすかった年末から一転して寒さ本番となっていますね。
「犬は喜び庭駆け回る、、、」と、ワンちゃんは寒さに強~いイメージありますが、最近はお部屋飼いのワンちゃんも多いので、暖かい室内と寒い室外の”温度差”は体調に影響することが多く、急な温度差には注意して下さいね。

さて、今回のテーマですが、「介護マット一つで変わった!?老犬の介護生活」です。
今回のお話の主人公である老犬ちゃんとの出会いは、例年に比べてひときわ暑かった昨年の夏にさかのぼります。

それは、ある飼い主さんから送られてきた1通のメールから始まりました。
メールの内容は、愛犬の介護に関する訪問カウンセリングご希望ということで、早速、日程を調整して訪問させていただいたのでした。
老犬ちゃんは14歳の中型犬で、訪問した時はリビングのフローリングの真ん中に寝た状態でした。
飼い主さんは、最近、立てなくなったということで、「これから、どうしたらいいんだろう?」と途方に暮れていた時、たまたまネットで探して弊社のHPにたどり着いたとお話されました。

訪問した時、一通りお話しを伺い状況が大体掴めてきたことから、「さぁ、まず何からアドバイスさせて頂こうかしら?」と、早速、頭の中でグルグルと色んなことが飛び回っていたのでした。そして、あれこれ悩みながらも少しずつ頭の中が整理され、最初の一歩が決まりました。
今回、色々とお話をお聞きする中で突然ということと、飼い主さんがワンちゃんの介護について考えるのも初めてということから、「アドバイスさせて頂きたいなぁ」と思うことは実際、沢山あったのですが、まず、最初に一つだけにしようと決めたのでした。
それは、これまでの経験から、一気にお話しをすると飼い主さんが消化しきれず混乱されることも多かったためです。
人によりアドバイスのスタイルは違うのかもしれませんが、こういったケースでは私の場合、経験上、最初は、今一番大事なことに集中してご提案させて頂くことにしています。

今回は、お話の中で一番困っていて一番必要なこととして、「寝たきりの状態での介護方法」だと思ったので、これに絞ってアドバイスさせて頂いたのでした。
ちなみに、その時、飼い主さんは、立てなくなった愛犬に対する歩行介助はご希望されませんでした。なので歩行に対する介護用品のアドバイスではなく、「中型犬で寝たきり」という状態から、まず一番に気になった「床ずれ」についてご説明しました。具体的には、床ずれ予防の介護用マットをご提案させていただきました。

今回、最初にお部屋を拝見した時、フローリングの上に何の敷物もない状態で寝ていたので、一目見て、「まずはこの状況を早く改善しなければ。。。」という気持ちが強かったからでした。
そして、予め持参していた介護用品から、ある「介護用マット」を選び、提案させていただいたのです。

早速、マットの上でワンちゃんに寝てもらうと、初対面の時は少し怒り気味だった(?)ワンちゃんの表情が、心なしか少しやわらかくなったように思えました。
そして、マットの上で落ち着いたことを確認してから、寝た状態での介助の仕方に関してゆっくりとアドバイスをすると共に、排泄部分の洗浄や爪切りなど実演しながら指導させて頂き、その日は帰宅したのでした。

実は、今回ご提案した介護用マットは1万円を超える商品だったので、とりあえずお試しということで2週間レンタルさせていただいたのでした。
最初に訪問してから1週間後、飼い主さんより1本の電話がありました。
「あのマットなんですが、あれから○○が気持ちよさそうに寝ているので、ぜひ、購入したいのですが。。。」とおっしゃったのでした。

お話しを伺うと、寝た状態でのお世話も何とかされているようで、飼い主さんのお言葉では、「なにより、得たいの知れない不安はなくなり、気持ちがとても楽になりました。」と、とても喜んで頂きました。
その後、その飼い主さんとは、飼い主さんがお世話(介護)出来ない時に入らせていただくなど、お付き合いをさせて頂くことになったのでした。

後日、再び訪問させて頂いた時、初対面では怒ったような顔(?)をしていた老犬ちゃんが、「”あの”介護マット」がよほど気に入ってくれたのか表情が柔らかくなりましたね。

言ってみれば、介護マット一つ。些細なことかもしれませんが、ワンちゃん、そして飼い主さんの介護生活に幸せを少しでも感じてくれたのならば、とても嬉しいことですね。

では、今回はここまでと言うことで。
次回、またお会いしましょう!!

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