動物病院から学ぶトレーニングの必要性

第25回 動物病院から学ぶトレーニングの必要性⑨

動物病院から学ぶトレーニングの必要性

動物病院にてしつけ教室を開催しているドッグトレーナーさんが、来院されるペット達と接する中で改めて気付いたトレーニングの重要性を教えてくださいます。


リハビリ・筋力アップトレーニングと言うと歩けなくなってしまったり、手術後の筋力回復のためのものと思われがちです。ですが早い段階でリハビリや筋トレを行うことで今まで以上に歩きやすくなったり、犬の負担が軽くなっていきます。先天性のヘルニアやひざがはずれやすい子などは特に悪化しやすくなります。

自分の子のチェックをしてみよう♪

・散歩を嫌がる
・歩くスピードが落ちた
・オスワリすると横に崩してしまう
・きれいなフセの姿勢ができない
・体重のかけ方が左右対称ではなく不安定な状態

今では、ドッグマッサージや水中運動、陸上運動などで改善を図る病院や施設が増えてきています。冬場は寒くなりやすく愛犬も体が冷えやすくなります。そんなときにマッサージなどをしてあげる事で血流をよくし、体の緊張をほぐしやすくしておいてあげると便利です。また最近では、サプリメントもたくさんでてきています。関節で有名なのはコンドロイチン、グルコサミンと人間でも使用しているサプリメントは効果的です。もちろん犬用のサプリでたくさん種類がありますから獣医に相談しながら使用するのもおすすめです。

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プロフィール

著/高加奈絵
トレーナー
大阪動物医療センターでしつけ教室を開催。8年間、訓練所にて問題行動の改善、トレーニング、ドッグスポーツに関して経験を積む。
■取得資格
PSGドッグトレーナー、アニマルアロマ、トリマー

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