動物病院から学ぶトレーニングの必要性

第8回 ダイエットと犬のトレーニングの共通点

動物病院から学ぶトレーニングの必要性

動物病院にてしつけ教室を開催しているドッグトレーナーさんが、来院されるペット達と接する中で改めて気付いたトレーニングの重要性を教えてくださいます。


こんにちは! いつもコラムを掲載させて頂いている高です!
いつもは「動物病院から学ぶトレーニングの必要性」シリーズを掲載させて頂いておりますが、今回はリラックスして読んで頂けたら幸いです。

題名をみて「は?何言ってんの?」とか「犬に関係ないから」と言うのは傷つくのでやめて下さいね(笑)
私はダイエットを何回も試みては失敗している「リバウンド族」です。
そんな私も数年前、一か月で15キロ程太る事があり、一番のぷくぷく女子で周りからも「どうした?」と言われるほどでした。
ですが2か月程集中ダイエットをして10キロ近く減量する事ができました。
それから半年ほどかけて元の体重に戻る事ができました。
それからはキープできていましたがまた近頃、じわじわときていますがまだキープできていると信じよう、信じております。

だーかーらー、犬と関係ないじゃん!高の話なんてどうでもいいよ!(悲しい…
焦らずゆっくり読み進めてくださいませ。
集中ダイエットと犬のトレーニングは本当に似ています。
「2か月お預かり訓練」など短期間で私達はトレーニングする事もあります。
本当にその時は「改善」できるのです。
ですがかえって同じ内容、対応をしないと結果、元通りになってしまうリバウンドがあります。

例えば、毎日ヨガをしていたのが仕事や、用事に追われ減っていくと体が硬くなってしまったりするように、犬も当たり前になっていたものが減っていくとその前に経験していたものがよみがえり、問題行動に発展していきます。
「問題行動」は年齢を重ねた分だけ時間がかかるのです。

私は、カウンセリングの時にこう伝えさせていただいてます。
えっ!もう7歳だったらむりじゃん。と思われた方は、早すぎです。
おおまかにいっているので人の行動次第ですべてがかわってきます。
時間はかかりますが必ず犬達は理解してくれます。
ですが犬頼みにするのではなく、人が犬を理解してコントロールできる関係作りをしてくれる人たちが増える事を願っております。
ダイエットでも部分痩せをしても本当に痩せたようにみえないように、全体のフォルムを変えてあげる事で初めて効果がわかるものです。
私も犬に負けないようにダイエットしていきますね。
皆さまは、犬との関係作り改善をぜひ時間がかかってもいいのでためしていってください。

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プロフィール

著/高加奈絵
トレーナー
大阪動物医療センターでしつけ教室を開催。8年間、訓練所にて問題行動の改善、トレーニング、ドッグスポーツに関して経験を積む。
■取得資格
PSGドッグトレーナー、アニマルアロマ、トリマー

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