ドッグカウンセラーのコラム ペットと一緒に暮らすために

その1 犬とのお出かけ

ドッグカウンセラーのコラム

専門のドッグカウンセラー執筆!ペットと一緒に暮らすために必要なしつけの仕方や体調管理の知識、ペットに関する豆知識などをご紹介します。


犬とお出かけする時にぜひ、教えてあげて欲しいのが「ハウストレ-ニング」。ハウスの中に飼い主の号令で入り、おとなしくしているというもの。

ハウスは、キャリーバックでも硬いプラスチックでできたタイプの物でも何でも構いません。犬の大きさや生活環境、どのように活用するかにより、使いやすいものを購入すると良いでしょう。
キャリーバックやハウスの中に大人しくはいってくれるようになると、電車やバスで移動ができ、犬と一緒に出かける行動範囲が広がります。
また、キャリーやハウスの中にはいっていれば、ドッグカフェでなくても同伴できる場所もありますし、犬と一緒に泊まりに行った時にも便利です。

ハウスを大好きにする教え方を紹介します。

最初は、ハウスの中でご飯をあげるなど、良いイメージを持たせ、自主的に入るように促します。
最初は絶対に扉は閉めないことがポイントです。良い印象がつくと、ご飯の時間でなくても自分でハウスの中に入って休むようになります。
そうなったら、扉を閉め、ご褒美をあげ、すぐに開けてあげます。閉じ込められたと犬が思わないようにするのがポイントです。
おとなしく入っている時にご褒美をあげながら、扉を閉めている時間を延ばしていきます。
飼い主がそばにいて、おとなしく15分ほどハウスの中に入れるようになったら、飼い主が離れてみましょう。その場合も最初はすぐに戻ってご褒美をあげます。
これを繰り返しさらに少しずつ時間を延ばしていきます。
飼い主も根気と努力が必要です。自分がトイレに行く、ゴミを出す、お風呂に入る時などを利用すると、練習の為に時間をさかなくても自然と練習ができるでしょう。
犬は環境の変化が苦手です。お出かけした時も、安心できる場所があるというのはとても大切です。

愛犬との行動範囲を広げる為にもぜひ、ハウストレーニングに挑戦してみて下さいね。

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プロフィール

著/山形祝代
株式会社do しつけ部門DOG-ECO 代表
専門学校での『家庭犬トレーニング』の指導、動物病院でのしつけ教室・関西を中心に訪問によるしつけ・犬のイベント企画運営に携わる。
■取得資格
愛玩動物飼養管理士、COM ドッグライフカウンセラー、GOA JAPAN、DCNサブアシスタントコース卒業

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