ドッグカウンセラーのコラム ペットと一緒に暮らすために

その3 室内でできるエネルギーの発散方法

ドッグカウンセラーのコラム

専門のドッグカウンセラー執筆!ペットと一緒に暮らすために必要なしつけの仕方や体調管理の知識、ペットに関する豆知識などをご紹介します。


梅雨の季節は、雨で外にでれない日が続きます。また、暑い日が続くとお散歩の時間もかぎられてきてしまいます。

わんちゃんに何かを教える時は段階をおって少しずつレベルアップすることが大切です。ハウストレーニングの方法を段階をおってまとめてみました。

若いわんちゃんは特に運動不足になるとイライラが溜り、吠えたり、いたずらをしてしまうことも。室内でお留守番をする時や、かまってあげることができない時に、わんちゃんがエネルギーを発散できる1人遊びの方法として一番お勧めなのが、食べ物を詰めることができる知育玩具の活用です。

知育玩具には様々な種類があります。例えばダンベル型のもの。これは左右に穴があいていて、その中にドッグフードなどをいれます。わんちゃんが口にダンベルをくわえ、投げると中にいれたドッグフードがでてくる仕組み。ご飯を普通にあげるのではなく、この中にいれてあげると長い時間遊ぶことができ、また、ご飯を見つけて食べる楽しみで充実感がアップします。

円盤型のもの、中央のコロネ型のものは、真ん中にあいた穴に食べ物を詰めることができるようになっています。夏のオススメは、ゴム製の知育玩具にドッグフードをふやかしていれ、それをラップでくるんで冷凍すると完成する、わんちゃん用アイスクリーム。凍っているので中身が取り出しにくく、時間がかかるので長時間の暇つぶしにはうってつけです。同じ中身ばかりだと飽きてしまうので、中身の工夫をしてみましょう。湯がいたかぼちゃやさつまいもを詰めたり、ドッグフードをふやかす時に、鳥の湯がき汁やチーズ、レバーなどを少しくわえにおいをつけたりします。ガムやアキレスを知育玩具にさして与えると、取り出してから食べるのでより時間がかかるでしょう。穴より少し大きめのクッキーなどを詰めてあげるのも良い方法です。

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プロフィール

著/山形祝代
株式会社do しつけ部門DOG-ECO 代表
専門学校での『家庭犬トレーニング』の指導、動物病院でのしつけ教室・関西を中心に訪問によるしつけ・犬のイベント企画運営に携わる。
■取得資格
愛玩動物飼養管理士、COM ドッグライフカウンセラー、GOA JAPAN、DCNサブアシスタントコース卒業

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