おでかけしよっ!一緒にどこ行く??

vol.22 帰省や旅行に愛犬も一緒に!冬の長距離ドライブのポイント

おでかけしよっ!一緒にどこ行く??

普段のお散歩とはちょっとちがう「気軽にちょっとそこまで」のお出かけや、準備万端で出かける犬連れ旅行まで、役立つ情報やオススメスポット、便利なアイテムをご紹介。
今度の土日は、お弁当を持って公園へピクニック?
それともテラス席のカフェにコーヒーでも飲みに行く?
たまには一緒に旅行も行きたいね♪
ねえ、一緒にどこ行く??


年末年始は帰省や旅行など色々と計画する上で、愛犬家の皆さんが頭を悩ませるのが、長距離移動の方法。ペット連れとなると、電車やバスなどは混雑することもあり気が引けてしまいますよね。そうなるとやはり車での移動を選ぶ方も多いと思います。

普段のお出かけなどでよく車に愛犬を乗せているという方でも、愛犬の負担を考え、あまり長時間の移動はしないようにしているのではないでしょうか。でも帰省や旅行となるとどうしても移動が長時間になってしまいがち。旅行であればできるだけ近場を選ぶこともできますが、帰省となると行き先を替えることはできませんよね。

そこで冬の長時間のドライブでも安心して愛犬を同乗させられるように、気にしてあげたいポイントをまとめました。

防寒対策

基本的にはお家の中での対策と同じです。洋服を着せてあげたり、毛布を使います。

洋服を着せる場合はあまり分厚いものは避けて、普段お家の中で着るような薄手のものにしましょう。

毛布はクレートの上から掛けてあげることで暖かい空気を逃がしにくくなり、クレート内の温度が下がるのを防ぎます。全てを覆ってしまわないで、出入り口は避けて掛けてあげましょう。

人間用のカイロは火傷の危険性や、愛犬が袋を破ってしまうことなども考えられるのでおすすめできません。

暖かい空気は上に溜まりやすいので、愛犬が足元に居る場合は小さい扇風機などで車内の空気を循環させ、愛犬のいる場所まで暖かい空気を送ってあげましょう。また、空調から出る温風が愛犬に直接当たるのも良くないので注意しましょう。車内の温度をあまり高くしすぎないように、空調の設定温度にも気をつけてください。

休憩を取る

1~2時間ごとに必ず休憩を取りましょう。冬でも休憩の際には水分補給が必要です。あまり飲まないかもしれませんが、急にたくさん飲むこともあるようですので毎回必ず飲ませてあげましょう。

夏とは違って熱中症の心配はないですが、エンジンを止めると車内の温度は急激に下がってしまいます。愛犬の気分転換も兼ねて、休憩を取る場合はできるだけ愛犬も車から出して散歩させてあげましょう。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどもリード着用であればテラス席などは同伴可となっている場所も多いです。出かける前に調べておくと安心ですね。

寒暖差に要注意

車をしばらく走らせていると車内も十分に暖まります。休憩を取ろうと車を停めて、愛犬を車から降ろす前に注意してほしいことがあります。それは寒暖差による『ヒートショック』の危険性があることです。人間の場合でも、10度前後の温度差でヒートショックが起こると言われています。真冬ともなると日中でもあまり気温が上がらないので、暖まった車内との急激な温度変化によって飼い主さんも愛犬もヒートショックを起こす可能性があります。

まず車を停めたら窓を少し開けて外気を取り込み、車内の温度を下げて身体を慣らします。飼い主さんがコートを着るのと同じように、愛犬にも厚手の洋服を着せてあげるか、すでに洋服を着ている場合はもう1枚重ねて着せてから外に出してあげることで、対策できます。

休憩を取る予定のサービスエリアに近づいたら、あらかじめ空調の設定温度を少し下げておくのもいいですね。

準備運動も大切

ヒートショック防止のためにも、車を停めたら外に出る前に愛犬の身体をマッサージしてあげることも良いとされています。準備運動の代わりにもなりますし、コミュニケーションを取ることで愛犬のストレス緩和も期待できます。マッサージすることで、車内でじっとしていることで滞りがちな血行を促進し、身体を温めます。マッサージの前には必ず車内の温度を下げてから行ってください。マッサージは固まってしまった身体をほぐすことでケガの防止にも繋がります。

また、ドッグランを利用する前には、寒さに十分慣れさせるためと準備運動を兼ねて、少し歩かせてから利用するようにしましょう。

簡単マッサージの方法

①下肢に溜まった血液を全身に戻すように、愛犬の毛の流れに逆らうように、お尻から頭へ、足の先から背中へ、手のひらで優しく撫でます。(マッサージと言っても力を入れる必要はありません)

②胴体の横の部分を両手の指を広げて優しく掴むようにして、上下に動かし皮膚を揺らします。(頭が大きく揺れてしまうほど強くしないよう注意してください)

③指を閉じた状態で、愛犬の背中を軽くパタパタと叩きます。

④最後に毛の流れを整えるように①とは反対の方向に優しく撫でます。

このマッサージはとても簡単なので普段のお散歩の前などにもオススメです。廊下や玄関などいつも過ごす部屋より気温の低い場所で行えば、同じくヒートショックの予防になります。

シニア犬やパピ―は特に体調に気をつけて

体力の衰えているシニア犬やまだ体力が十分にないパピーは、長時間の乗車はおすすめできません。どうしてもという時は、体調の変化に気をつけて、こまめに休憩を取ることが大切です。できれば愛犬が寝ている間などに移動してあげると負担も軽くなるかもしれませんね。

その他、愛犬同伴ドライブの基本的な注意点はこちらの記事も参考にしてください。

関西圏のドッグラン併設のSA・PA

車で遠出するとなれば、高速道路を使用する方も多いと思います。けれど高速道路は一般道路と違って気軽に車を止めることができません。あらかじめどこのサービスエリアで休憩を取るのか決めておけば、定期的に休憩が取れるので愛犬の負担も軽くなります。各高速道路のHPでは、サービスエリアやパーキングエリアの場所を調べられるので、お出かけ前に確認しておくことをおすすめします。

そこで299naviに登録されている、ドッグランを併設したサービスエリアとパーキングエリアをご紹介します。ドッグランはノーリードで愛犬が自由に動けるので、乗車中のストレス緩和にもってこいです。テラス席にリードフックがあったり、犬用の水飲み場やゴミ箱が設置されているなど、ドッグランだけではなくペット連れに嬉しいサービスがあるところもありますので、要チェックです。

各施設ごとに利用規約が設けられている場合もありますので、ご利用前には必ず確認してルールを守って楽しく過ごしましょう。

299naviに登録されている関西圏のドッグラン併設SA・PAリスト

もちろん、上記以外にも、そして関西圏以外にもドッグラン併設のSA・PAはたくさんありますので、各高速道路のHPで確認してみてください。今まで通り過ぎていたけど、実はあそこにあったんだ!ということもあるかもしれませんね。

愛犬との遠出はなんだかドキドキワクワクしてきます。愛犬と一緒なら通り過ぎるだけだったはずの景色もまた違って見えてくる気がします。

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