ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

第12回 年齢であきらめない! ~子犬からシニア犬まで楽しめるドッグトリック~

ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

犬も人も一緒にリラックスできるトレーニング方法をイラストを交えてご紹介しています。


いよいよ春ですね。ワンコも新しいことにチャレンジしてみませんか?ドッグトレーニングは、スキンシップを増やし、頭の運動にもなる、人と犬の素晴らしいコミュニケーションの場です。焦らず進めれば何才からでも大丈夫。今回は、どんな年齢層のワンコにも取り組みやすい、楽しいトリック(芸)を3つご紹介します。

  • 1片手でハイタッチ(その1)

    お手ができるコは、そのままハイタッチに挑戦。「タッチ」と言いながらお手の要領で高めに手を差し出します。その時、自分の手を、イラストのように少し斜めの角度で出すといいでしょう。

  • 1片手でハイタッチ(その2)

    徐々に、手の平の角度をハイタッチに近づけ、そこへ上手に前足を合わせられたらご褒美をあげます。時々「お手」もさせながら、「タッチ」との前足の出し方の違いを理解させていきましょう。

  • 2バック(その1)

    「バック」のコマンドで後ずさりができるようにします。廊下のような狭い場所で並んで立ち、鼻先にフードを近づけたまま後ろに1歩下がります。体の向きを変えてしまうようなら、壁と人でワンコを挟むようにします。

  • 2バック(その2)

    最初は1歩でも下がれたら、すぐにご褒美を。2歩、3歩と増やしていき、上手になってきたら「バック」と言いながら下がり、コマンドを理解させます。慣れてきたら、広い場所でも挑戦してみましょう。

  • 3おじぎ(その1)

    犬が遊びに誘うときの、お尻を高く上げたポーズでおじぎができるようにします。四つ足で立った状態で鼻先にフードを近づけ、そのまま前足の間にフードを差し入れるように手を動かし、顔を真下に降ろさせます。

  • 3おじぎ(その2)

    伏せてしまうなら、お腹に逆の手を添えて後足が曲がらないように。最初は少しでも上体が下がったらご褒美をあげ、徐々に完成形に近づけていきます。前足がしっかり床に着くようになったら、「おじぎ」と言ってから誘導します。

プラスわんポイント

・ご褒美をあげすぎるとカロリーオーバーになりますので、いつもの食事の一部をご褒美に回すなどして、量を調整するようにしてください。

・シニア犬の体調には十分配慮し、運動後にはしっかりと休息を取らせるようにしましょう。

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プロフィール

監修:こやま ゆきこ(ペットライフアドバイザー)
オーナーさんの暮らしや愛犬の個性に合わせ、無理なく、楽しく、人もペットも元気になれるトレーニング&ケアを提案。自身も愛犬2頭、愛猫2匹と暮らす。
家庭犬トレーナー/プロフェッショナルドッグセラピスト/1級愛玩動物飼養管理士/トリマー/ホリスティックケアカウンセラー

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