ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

第17回 冬本番!寒さに負けず元気に過ごそう~冬に気を付けたいことあれこれ~

ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

犬も人も一緒にリラックスできるトレーニング方法をイラストを交えてご紹介しています。


寒い毎日が続いていますが、「犬は寒さに強いから、夏のように心配しなくても大丈夫」と思ってはいませんか?冬になると多くなる病気や、寒さが引き起こすトラブルもあります。今回は、トレーニングのお話をちょっとお休みして、冬に気を付けたいことの中でも大事な6つのポイントを挙げて説明していきます。

  • 1室内と室外の温度差に注意

    人と同じで、大きな気温差は心臓などの負担になります。特にシニア犬は要注意。外へ出かける前には、一旦暖房の効いていない部屋でしばらく過ごさせて体を慣らしておくと安心。暖房の設定温度も、22℃までが理想です。

  • 1低温やけどを防ぐ

    ホットカーペットの温度はできるだけ低くしましょう

    暖かい地域原産の犬種や、短毛・小型犬は寒がりなコも多く、ヒーターの前から離れられなかったり、ホットカーペットの上から動かないことも。ヒーターに囲いを付けたり、こまめに電源をオフにする&居場所を移動させるなどしてやけど防止を。

  • 2濡れた後はしっかり乾かす

    自宅シャンプーや、雨・雪の日の散歩の後は、できるだけ早く乾かしましょう。特に足元やお腹は冷えると体調を崩す原因になるので、シャンプーの後も一番にドライヤーを。但しドライヤーの近付け過ぎに注意し、こまめに送・冷風に切り替えて。

  • 3冬に多くなる病気

    冬は散水量が減り、膀胱炎や結石になりやすい季節。フードをふやかすなどしてしっかり水分を取らせましょう。また、関節炎予防のため床に滑り止め対策をしたり、乾燥で気管支の病気にならないよう適度に加湿することも心がけて。

  • 4十分な運動を

    寒いと散歩がつらくなり、ついつい時間が減ったりしていませんか?運動不足はストレスや肥満につながるだけでなく、血流が悪くなり免疫力の低下や皮膚のトラブルを招くことにもなります。一緒にジョギングするなどして、楽しく運動を。

  • 5服を着せっぱにしない

    寒さが苦手なコに服を着せて防寒してあげるのは良いことですが、着せ過ぎには注意。暖かい室内では脱がせる、こまめにブラッシングして毛玉を防ぐ、適度に日光を当てて細菌から体を守る、ということも大切です。

プラスわんポイント

・ワンコの多くは雪遊びが大好き。雪が積もったらぜひお出かけしてあげたいですが、雪に慣れていないコは足がしもやけやあかぎれになることも。いきなり長時間雪の上を歩かせないよう注意を。

・乾燥はフケの原因にも。時々毛をめくって確認し、出ていたら食事にオリーブ油を少しプラスしてみて。

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プロフィール

監修:こやま ゆきこ(ペットライフアドバイザー)
オーナーさんの暮らしや愛犬の個性に合わせ、無理なく、楽しく、人もペットも元気になれるトレーニング&ケアを提案。自身も愛犬2頭、愛猫2匹と暮らす。
家庭犬トレーナー/プロフェッショナルドッグセラピスト/1級愛玩動物飼養管理士/トリマー/ホリスティックケアカウンセラー

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