猫の部屋

フォトジェニックに猫を撮る

親バカな自慢写真じゃなくて、猫をイイ感じに撮ってあげたい。
でも家の中できまぐれに動く猫を写真に収めるのは至難の業。
ご自身も3匹の猫を飼っているプロカメラマン・バンリさんに、暮らしの中で猫を撮るコツをお聞きしました。

Q. お散歩で外に出る犬と違って、多くの飼い猫は室内撮影。家の中でうまく撮るコツは？

A. 天井の蛍光灯では光が単調で陰影がない。自然光が一番。

Q. バンリさんは家で猫を撮るときに意識していることはありますか？

A. すぐ構えられるiPhoneでいつでも撮影できるようにしています。意識しているのは、背景に生活感が出ないようにすること。猫が主題になるよう、背景はなるべくシンプルに。

Q. ズバリ、イイ感じの写真を撮る秘訣は？

A. ワンシーンで1枚だけで済まそうとしないこと。撮る位置を変えたり、カメラの角度を変えたりして、何枚も撮ること。その中で一番良い写真を選べばいいんです。

暮らしの中で自然にカメラを構えられるようになれば、猫もイイ顔をしてくれる、かも。

バンリ

関西を拠点に広告・雑誌などで活動する写真家。今回の写真はすべて自宅の日本家屋で飼っている母子3匹をモデルにしたInstagram(@banriman)から。

猫写真の撮影はすべてiPhone。「常に携帯しているし、すぐに猫の目線で構えられるから」

http://www.banriman.com/