好きを仕事に(大阪ECO動物海洋専門学校)
第8回 大阪ECO「ドッグカフェ演習」
好きを仕事に 「動物・海洋・自然環境のプロ」を育てる大阪ECO動物海洋専門学校の学生や講師が動物を扱う仕事への想い、学校生活について語ります。
こんにちは。大阪ECO動物海洋専門学校の福田です。
今回はドッグカフェ専攻で実施した校外実習の様子をお届けします。
ドッグカフェ専攻では、犬も人も一緒にくつろげるお店づくりのために、動物に関する知識・技術、食に関する知識・技術を学ぶ専攻です。
学ぶ内容も様々。「ドッグカフェ演習」では、ワンちゃん用のクッキーやケーキなどドッグカフェメニューの製作を実践します。また、来店したワンちゃんの扱いも重要なため、「グルーミング演習」「アニマルトレーニング」「動物の健康管理」など犬・猫についての技術・知識も習得。そして、最後に来店した飼い主様に料理やドリンクを提供するため、「クッキングベーシック」や「ビバレッジ」「カフェプロデュース」など人用料理の製作、ラテアートやオリジナルドリンクの製作などにも取り組みます。
- ドッグカフェ演習
- クッキングベーシック
- ビバレッジ
年に3回は校内や外部会場で模擬ドッグカフェをオープン。メニュー決定、レシピ制作からカフェ店舗レイアウトまですべて学生手作りのドッグカフェをオープンします。次回の開催は2016年9月18日(日)・19日(月)を予定しています。ホームページなどで告知を行いますので、ぜひともご来場ください。
それでは、先日実施した「お茶摘み実習」の様子をご報告。
将来、ドッグカフェで働く人材として、自らが提供する商品について知ることはとても大切です。コーヒーとあわせて、紅茶の提供をする機会も多いため、今回、お茶摘み実習を実施しました。
訪問したのは奈良県山添村にある「健一自然農園」。放棄農地に手を入れ、自然栽培でお茶の生産を行われています。
前半は実際に茶葉を摘みます。「一芯二葉」といって、新芽の先端から2枚の葉のついた部分を摘み取ります。太陽の照りつける暑い中でしたが、学生達は頑張って摘み取っていました。
- 茶畑
- 一芯二葉
- お茶摘み風景
摘んだ茶葉は天日で干して、発酵を進めます。お茶の葉に元々含まれる酵素でおこなう酸化発酵。しばらく発酵させたものを手で揉みこみ、釜炒りで乾燥させます。
- 天日干し
- 手もみ
- 釜炒り
完成した和紅茶は、手書きしたオリジナルパッケージに封入。それぞれ思いのこもったオリジナル和紅茶を持ち帰りました。普段何気なく飲んでいるお茶ですが、生産の過程を体感することにより、「食」に対する考えも変えさせられたようで、良い教育になりました。
- オリジナル和紅茶
- 水出し紅茶
- 報告会
「健一自然農園」代表の伊川先生は、「かすががーでん」アドバイザーとして、定期的にイベントなども実施されています。よろしければ、ぜひお茶摘みチャレンジください。
健一自然農園:http://www.kencha.jp/
かすががーでん:http://www.yamazoekanko.jp/garden
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プロフィール
外からもカピバラやマーラが見ることができ、"ビジネス街の動物園"としてご近所でも評判です。月に一度は『飼育室解放DAY(※要予約)』として近隣の方に解放しています。
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