ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

第20回 暑い夏だって毎日元気!~健康に夏を過ごすために覚えておいてほしいこと~

ワンコと一緒にリラックス!のびのびトレーニング講座

犬も人も一緒にリラックスできるトレーニング方法をイラストを交えてご紹介しています。


うだるような暑さが続くこの季節。気を付けてはいても、熱中症などで病院に駆け込む飼い主さんが後を絶ちません。年々暑くなる日本の夏を無事元気に乗り切れるよう、細心の注意を払ってあげてくださいね。今回は、意外に見落としやすい夏場の注意点と、少しでも夏を快適に過ごせるポイントをご紹介します。

  • 1紫外線対策

    紫外線対策

    強い紫外線は皮膚病や白内障等の原因になります。ケージが窓の近くにある時は遮光カーテンで光を軽減して。また、短すぎるサマーカットは肌に直接紫外線が当たる上、毛の断熱機能が失われ、余計に暑さを感じさせるので控えましょう。

  • 2足裏のやけど防止

    足裏のやけど防止

    夏場の舗装道路は夕方でもまだまだ熱いまま。マンホールなどの鉄板は必ず避けて歩き、帰ったら足の裏を濡れタオルや水で冷やすといいでしょう。また、散歩の前に家で体を動かす遊びをしておき、距離を短めにするのも一つの方法です。

  • 3湿度にも要注意

    湿度にも要注意

    犬は多湿も苦手です。湿度にも配慮し、雑菌が繁殖しないようケージ周りを清潔に保ちましょう。夏場のシャンプー後はつい自然乾燥させたくなりますが、濡れた状態が続くとにおいや皮膚炎の原因になります。面倒でもドライヤー乾燥を。

  • 4お家で水遊び(1)

    お家で水遊び(1)

    水遊びは、涼しいだけでなくエネルギーも消費できます。暑過ぎて散歩に行けない日などに、ビニールプールや大きめのコンテナボックスに足首の高さまで水をためて中で遊ばせてみましょう。但し、目を離さず、冷え過ぎや転倒に気を付けて。

  • 5お家で水遊び(2)

    お家で水遊び(2)

    初めて水遊びする時や、水に慣れていない時は無理矢理水に入れないようにして。小型犬は抱き上げてやさしく声をかけながらそっと降ろします。大型犬はおやつで誘導したり、先に人が中に入って呼び寄せてみましょう。

  • 6虫由来の感染症を予防

    虫由来の感染症を予防

    ノミはアレルギー性皮膚炎、マダニはバベシア症などの怖い病気を媒介します。自然が多い場所だけでなく、街なかの犬が集まるスポットに行く時も、病院の予防薬やペット用の虫よけで事前に対策をして犬同士の感染を防ぎましょう。

プラスわんポイント

・エアコンの設定温度はなるべく26℃以上にしておきましょう。もし停電が起こると、エアコンのタイマー予約設定は解除されます。留守番をさせる時は必ず他の暑さ対策も併用して。

・ドライヤーはこまめに冷風に。時短のためにもあらかじめしっかりタオルで拭いておきましょう。

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プロフィール

監修:こやま ゆきこ(ペットライフアドバイザー)
オーナーさんの暮らしや愛犬の個性に合わせ、無理なく、楽しく、人もペットも元気になれるトレーニング&ケアを提案。自身も愛犬2頭、愛猫2匹と暮らす。
家庭犬トレーナー/プロフェッショナルドッグセラピスト/1級愛玩動物飼養管理士/トリマー/ホリスティックケアカウンセラー

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