つながるいのち

第36回 東京オリンピックと日本の愛護

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大阪から犬猫殺処分0を目指し全国へ。保護犬・保護猫カフェを運営するNPO法人「ラブファイブ」さんとともに、犬猫の殺処分の現状と今後について考えていきます。


2020年、東京オリンピック。

日本が世界から注目され、国内では開催に向けて日本をより良い国にしようという動きが見られており、その中に『殺処分ゼロ』があります。これまでも目指されていた『殺処分ゼロ』が改めて多くの方々に目を向けられている今、ペット後進国とよばれる日本がいかに進んでいくべき時なのかを飼育放棄という点から考えたいと思います。

まず、飼育放棄とはどんなものがあり、どうすれば防ぐことが出来るのでしょうか。

飼育放棄に至る理由として引っ越し先がペット不可、アレルギーになった、生活環境が変わった等多々ありますが、最も多いものがご高齢の方が飼えなくなってしまうという事例です。高齢化社会が進むうえで今後もこのケースは増えていくことが懸念され、保護する子も高齢で介護の必要性がある子や保護時の移動や環境の変化がよりストレスになり里親様と出会うことが難しいことも問題です。

上記のような放棄理由に対しては、もしも自分に何かあったら、ということを想定してあらかじめ二次的飼育場所にあたる居場所を決めておくことが殺処分に繋がる放棄を防げるのではないかと考えられます。

また、里親を探している保護犬・保護猫の存在を一人でも多くの方に知って頂くことも重要です。

保護犬・猫がいるという現状から殺処分や飼育放棄、繁殖などに目を向けて頂く。そして(犬・猫)が病気になり面倒を見ることが出来ない、治療費が無い等といった経済的な理由での飼育放棄に対して、保護犬カフェ®や譲渡会で直にふれあうことは犬猫たちが命ある生き物で人と同じように病気やケガに備えて現実的に迎えることが出来るのかと考えて頂く場面となり安易に迎える行為を防ぐことになります。

これらの飼育放棄の改善点は一見、当たり前のように見えますが、実際には意識されておらず飼育放棄の理由として日々受けているのが現状です。

東京オリンピックを前に来年には動物愛護法改正が予定されています。法改正と東京オリンピック。それぞれが相まって目標として掲げられている2020年よりも早く、また2020年の一時的な殺処分ゼロにもならないように。そして平和の祭典となるオリンピックが人だけの平和ではなく犬や猫たちの平和にもつながる様、活動を続けていきたいと考えています。

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