つながるいのち

大阪から犬猫殺処分0を目指し全国へ。保護犬・保護猫カフェを運営するNPO法人「ラブファイブ」さんとともに、犬猫の殺処分の現状と今後について考えていきます。

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犬・猫とふれあう。
HOGOKEN CAFEや街頭活動場所が唯一、そういった場になっていると仰る方もおられます。
里親にはなれないけど、、という方でもHOGOKEN CAFEに来ていただきたいというのは私たちは気軽にこの仔たちとふれあって頂きたいからです。

以前、街頭活動中に「さわってみたいけど、こわい」と、今にも泣き出しそうなお顔で、なかなか踏み出すことが出来ずにいた女の子がいらっしゃいました。
「犬はこわい生き物」 通っている所で、そう教わっていたからです。
確かに、どの犬も人と同じように性格や気持ちがあります。だからこそ、咬まないとは言い切れません。

しかし、犬はこわい生き物。その印象だけで良いのでしょうか。むやみに攻撃する仔はいません。彼らには理由がある。犬という命を誤解したままで、また女の子も寂しい思いをしておりました。

言葉は話せないけど人と同じように、表情にはうれしい時、いやな時もあって、誰とでも遊べる仔、こわがりさんな仔、いろんな気持ちや性格のわんちゃんがいる。

それを彼女なりの理解をして、お母さんと一緒に少しだけわんちゃんにふれた時。女の子は「ありがとう」と、本当にうれしそうな笑顔で言ってくれました。
それから、何度も何度も手を伸ばしてはわんちゃんの背中、そして背中から頭へと夢中になっていました。

帰り際、「わんちゃんのお友だちが出来た」とお母さんに言いながら、こちらに手をふる姿は初めに来られたときとは全く異なっていました。

ふれあうことで彼らのぬくもりを感じる。
「人と同じように生きていること」　ただ、それを感じるだけで、命に対する見方は変わるかもしれません。