つながるいのち

第7回 繁殖引退犬について

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大阪から犬猫殺処分0を目指し全国へ。保護犬・保護猫カフェを運営するNPO法人「ラブファイブ」さんとともに、犬猫の殺処分の現状と今後について考えていきます。


ラブファイブにいる様々な過去を背負う保護犬、保護猫たち。
それぞれに異なる背景を持つ中で、今回は「繁殖引退犬」について取り上げさせていただきます。

「繁殖犬」とは、ペットショップ等で飼い主さんを待つ子犬子猫たちのお父さん、お母さんたちのこと。
彼らは繁殖を引退するまでの約5~7年の間、人と家族になりゆくこどもたちを見送り続けます。また、奇形を産んでしまう子は2歳など若い場合でも繁殖犬から外されます。

繁殖犬として頑張り、その後ラブファイブで保護されている6歳のジャックラッセルテリア、ハナちゃん。
はじめての街頭募金で、最初の方は緊張で震えていたけど、いろんな方にふれて頂き、1時間もしないうちに抱っこからおりて、楽しそうに尻尾を振っておりました。最後の方は微笑んでくれる人に着いて行こうとするくらいにまで。
誰かにしっかり自分を見つめてほしいのかなあと、そんな後ろ姿を見ては感じます。

この子だけではなく、みんな人が大好きです。だからこそ、繁殖という役目を終えた彼らが求めているのは、自分の名前を呼び、温かく迎え入れてくれる自分の家族です。

"子犬、子猫"ではない。決して"若い"ともいえないかも知れない。けれども「この子だから」と「私」自身を見てくれる人を待つ。そんな子たちが、ラブファイブでも里親様と出会える日を待っています。

  • 街頭募金活動
    街頭募金活動
  • ハナちゃん 6歳 ジャックラッセルテリア
    ハナちゃん 6歳
    ジャックラッセルテリア

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