つながるいのち

第26回 動物虐待に思う事

つながるいのち

大阪から犬猫殺処分0を目指し全国へ。保護犬・保護猫カフェを運営するNPO法人「ラブファイブ」さんとともに、犬猫の殺処分の現状と今後について考えていきます。


ここ最近、動物虐待などのニュースをよく見かけるようになりました。
時代と共にこのような内容が世間の注目を浴びるようになり認知されはじめてきました。しかし動物虐待自体は今ほど紹介されていないだけで、以前から起きていた事は想像できます。
動物虐待は残虐とされる殺人などにつながると言われ、動物虐待の防止は残虐な犯罪の抑止に繋がるとも言われております。
連続女児殺害事件の宮崎勤、神戸連続女児殺害の酒鬼薔薇聖斗、奈良市小一女児殺害事件、附属池田小学校無差別殺傷事件の犯人にも動物虐待の過去があったといわれてます。

広域に歴史的にみて、動物を愛護する事により時代が変化した事例があります。また誌面でも詳しく書かせて頂きたい内容ですが、 『生類憐みの令』の施行です。現代で言う『動物愛護法』です。

この『生類憐みの令』は5代将軍綱吉が1687 年に発令しました。それまでの日本史は、内戦の絶えない歴史でした。
しかし、江戸幕府の開府以降そして動物虐待にも細く定められたこの法律により、内戦は無くなり平和を重んじる民族になったのではないでしょうか。今の日本の平和とはこの命を尊ぶ事から生まれた文化なのではないでしょうか。

話は逸れましたがいわば、 虫などを殺す事から始まり動物虐待、そして殺人などの犯罪に繋がる。

命を大切に重んじる事の大切さは、何も動物達だけの問題ではなく日本人としての道徳観、犯罪の防止、そして平和な国として存在する為にも必要な活動だと思います。

バックナンバー

NPO法人「ラブファイブ」さんについて

NPO法人ラブファイブ
大阪本部
大阪市生野区林寺4-2-16 電話 06−6777−8715
ホームページはこちら

「ラブファイブ」さんが運営されているお店

こちらもおすすめ

バックナンバー

ペットフォトコンテスト

page top