ドッグライフプランはしもとさんの日日是好日コラム

第29回「甘噛み対策」

ドッグライフプランはしもとさんの日日是好日コラム

大阪市内を中心に活動中のドッグライフカウンセラードッグライフプランはしもとさんによるワンちゃんとの暮らしにまつわるコラムです。


前回は、甘噛みは甘噛み、放っておいてもそれが「攻撃性」に変化していくことは無いというお話を書きました。
ただ、噛む力が強くなってくると、甘噛みでも痛いし、怪我をすることもありますので、甘噛みは治した方が良いことに変わりありません。そこで今回は実際の対処法をご紹介します。

私が訪問レッスンでよくお伝えする方法は、甘噛みをされた時に悲鳴を上げる。というものです。

子犬同士がじゃれ合って遊んでいる時、基本的に口や手足を使います。そのとき、相手を強く噛んでしまうことがあります。すると噛まれた方が痛いので悲鳴を上げます「ピー!」「キャン!」と、高く鋭い声です。そしてテンションがガタ落ちします。噛んだ方はまず悲鳴に驚き固まります。そして遊んでいた相手が遊んでくれなくなります。
こういうことを繰り返すことで「噛むことで驚くことが起き、遊びが終わる」と学習していき、やがて口を使って遊ぶにしても、噛む力をコントロールできるようになっていきます。
成犬の歯は子犬よりも鋭くないため、同じ強さで噛んでも痛さは少なくなります。子犬の歯で噛む力を調整できるようになっていれば、成犬になったときより痛くないように「咥える」ことができるようになっていくわけです。

それを人間がマネをした方法が、先に書きました「飼い主さんが悲鳴を上げる」という方法なのです。やり方は次の通りです。

(1)愛犬とじゃれて手で遊びます。
(2)愛犬が噛んだ時、少しでも痛みを感じたら「テッ!」と一声、甲高い悲鳴を上げ、同時に愛犬から目をそらします。※この時手を素早く引っ込めないように気を付けてください。愛犬の犬歯が引っかかり手が切れることがあります。
(3)愛犬が驚き一時停止したらひとまず成功です。すぐに愛犬が「どうしたのどうしたの?」と寄ってきてもしばらく無視します。無になります。目も合わせませんし、言葉もかけません。痛く噛まれて落ち込んだ犬の気持ちになってみてください。
(4)1分ほど無視したら、再び復活して遊んでみます。また痛く噛んだら同様にします。口を使っても当ててくる程度で全く痛みを感じないようなら放っておいて大丈夫です。

言葉で言うのは簡単ですが、実はこの“悲鳴”が難しいのです。訪問レッスンですぐできる飼い主さんはめったにいらっしゃいません。他に一番近い音はホイッスルのような音ですが、それをいきなり出してくださいと言っても難しいです。一度やっていただくと「いたい!」と、悲鳴にはほど遠い“言葉”になってしまい、あまり愛犬もびっくりしていません。

そこで、安物で良いのでホイッスルを使う手があります。遊ぶ時にホイッスルを咥えながら遊び、甘噛みで痛みを感じた瞬間「ピッ!」と鋭く吹き、落ち込んで見せる。という方法です。この練習は案外うまくいっているようです。ただし、この練習を始めた後に、笛を咥えていないときに甘噛みをしても何も起きない。という経験をさせることで、笛を咥えている時だけ。と覚える可能性もあるので、笛を使う場合は集中して完成させる方が良いでしょう。ただしご近所迷惑にならないように、真夜中や早朝にこの練習はしないようにしましょう。

他に甘噛みの原因として考えられるのは歯の生え変わりの時期で歯茎に違和感がある場合や、単にモノを咥えたい欲求の場合もあります。その場合は、愛犬が噛んで遊ぶおもちゃを用意してあげればOKです。

甘噛みは幼い子犬の基礎教育で必ず通る道です。やるのが普通。と思って、気軽に練習してあげてくださいね。

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