デンタルケアのススメ

その5 わんちゃんの歯磨き法について(3)

デンタルケアのススメ

ペット用の歯磨き用品や、歯磨き効果のあるおやつやおもちゃなど、たくさんのお手入れグッズが登場し、愛犬のデンタルケアへの関心が高まっています。
しかし、間違った知識や方法では効果がなかったり、歯周病の予防にはならなかったりします。
飼い主さんの油断で愛犬を苦しめないためにも、日頃からお口の中をチェックしてケアしてあげたいですね。


歯垢を蓄積させない為には、何よりも家庭での歯磨きが一番大切です。
とはいえ、歯磨きの習慣の無かった犬に突然行ったりすると、嫌がるだけでなく飼い主さんとの信頼関係に影響が出ることも。
飼い主さんにも愛犬にも無理なく徐々にステップアップする歯磨き法をご紹介します。歯周病予報の為、根気よく行っていきましょう。

ステップ3:歯ブラシに切り替えてみる

始めはブラシの匂いを嗅がせたり舐めさせたりし、ブラシ自体に慣らします。近頃は様々な歯みがきペーストが出ていますので、おやつ感覚で舐めさせ、慣れてきたら歯ブラシにつけて噛んだり舐めたりさせてもいいでしょう。口の中に入れる際、最初は動かしたりせず、慣れてきたら実際に歯を磨いていきましょう。

<歯みがきの方法>

歯ブラシは鉛筆と同じように持ちます。親指と中指で持ち人差し指を添え、力を入れないよう優しく磨きましょう。
前歯の外側からやさしくブラシを動かします。
慣れてきたら少しずつ奥の歯へ移動させましょう。
奥歯までみがけたら、歯の裏側をみがきます。

  • 歯みがきの方法
  • 歯みがきの方法

無理は禁物ですので、飼い主さんが力んでしまわないよう注意しましょう。体勢はしっかり脇や足で抱きかかえるようにし、なるべく愛犬の体を安定させること。常に遊び感覚で行う事を忘れず、必ず少しでも出来たら褒めてあげてください。

<歯ブラシ選びのポイントは>

最終的なステップとして歯ブラシを推奨する理由として、歯間や歯と歯茎の間のポケット(歯肉溝)まできちんと磨けるという点が挙げられます。
また歯茎が軽くこすられますので、マッサージ効果も期待できます。
初めて歯ブラシを利用する際は、なるべくヘッドが小さく毛が柔らかく、毛先の平らな歯ブラシを選ぶようにしましょう。ドラッグストアなどに売っている人間用ハブラシ(ふつう~やわらかめ)でも可能です。犬用歯みがきペーストが手に入らない場合は、ブラシに水をつけるだけでもいいでしょう。ただ、発泡剤やフッ素が含まれているので人間用歯みがきペーストは使用禁止です。


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