Asako's SelectTHE LATEST PET ITEMS COLLECTION

vol.3 読書の秋、 犬好きにオススメする 小説5選! あなたの お気に入りの一冊を 見つけてください。

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大好きなうちの子とのお出かけがもっとたのしくなるアイテムや、季節ごとに必要なアイテム、プレゼントやお土産にもよろこばれるおしゃれアイテム、そんなペットにまつわるいろんなアイテムをペットグッズ卸売会社代表の野口亜砂子さんにご紹介いただくページです。
定番のものから、一歩先いくものまで、野口亜砂子さんならではの独自の目線でのアイテムセレクトで、あなたのこれからのペットライフに新たなご提案!


夏の厳しい暑さが続くと、やがて訪れる秋が待ち遠しい…なんて思ったことはありませんか?秋は「秋の夜長」というように、夜をかんじる時間が長い季節でもあります。
夏の疲れを癒すように秋の夜長に読書はいかが?今回は「読書の秋」にちなんで、野口亜砂子さんオススメのいぬやねこが登場する小説をご紹介。
動物をテーマにした小説やエッセイ、感動本はたくさんあるけど、いろいろ考えるきっかけになるような心あたたまる5作品をピックアップしてもらいました!
読み終わったとき、愛犬をギュっと抱きしめたくなる本ばかりです。

集英社文庫

『犬のしっぽを撫でながら』
 小川洋子
博士の愛した数式で有名な小川洋子さんのエッセイ。この作家さん大好きでほとんどの作品を読んだのですが、たぶん読みどころは、数字の持つ魅力を小川洋子さんらしく素敵に表現してくれていたり、ところどこに出てくる外国の香りのするお話しだったり、アンネフランクの足跡をたどる旅についてなんでしょうが、犬好きには「犬や野球に振り回されて」の章がおすすめ。なんでもない日々って幸せなんだなぁと改めて思うエッセイです。

株式会社 KADOKAWA

『きりこについて』
 西加奈子
人の言葉を覚えたねこ、ラムセス2世ときりこの物語。(ちなみにこのねこ関西弁を話します!)文章の雰囲気といい、ねこがしゃべる設定といいシュールな内容と思いきや、自分についてしっかり考えさせられるお話。学生時代にみんな同じじゃないとダメ?人と違っちゃいけないの?と悩んでいた友人に勧めたくなりました!


新潮文庫

講談社
※現在品切れで、重版は未定です。

『つめたいよるに』/『デューク』
 江國香織
江國香織さんの「つめたいよるに」に収められている「デューク」。犬にまつわる本の紹介には必ずといっていいほど出てくる本なので、読んだことある方も多いとは思いますが『デューク』は本当におすすめ。内容を話してしまうとネタバレになるので触れられませんが、うちの子は16歳なので想像もしたくないけど、いなくなってしまうことがいつかは来るんだなと考えます。もし、万が一、そんな日が来た時にこの本がそばにあれば少しは悲しみから乗り越えられるかもと思える本です。

ポプラ社

『北里大学獣医学部 犬部!』
 片野ゆか
北里大学獣医学部のサークル、犬部。行き場の失った動物たちを保護し、救うために活動している学生たちのお話。動物愛護、保健所、殺処分、飼育放棄などなどこの手の問題はとてもナイーブで人によって感じ方も様々で、とても難しい問題だとは思うのですがここに書いてある現実を知ることも不幸な動物を救う1歩つながるのかもしれません。この本を読んだことで自分に今できることを考え、それぞれが思うように動けばいいのかなと漠然と感じた本でした。

宝島社文庫

『一分間だけ』
 原田マハ
『神様。どうかお願いです。一時間だけ、時間をください。』と、始まる物語。ゴールデンレトリバーのリラとファッション雑誌編集者、藍のお話。忙しい毎日の中、リラは癌に侵されてしまい、最後に思うのが…愛犬との別れの時、私は何を思うのだろう…(最初から最後まで涙が止まらないのでおうちで読むことをおおすすめします!)

バックナンバー

プロフィール

野口 亜砂子

野口 亜砂子
ペット用品卸売会社 株式会社Harro 代表取締役。愛犬は17歳のビーグル春男くん。
「うちの子が元気で長生きできますように」そんな飼い主ならだれでも思う気持ちが叶うように、言葉が話せないペットたちにも安心して与えられる安全で良い商品を日々紹介しています。

Harro

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